【医師が監修】新型出生前検査「NIPT」と着床前診断の違い
~実施時期と目的でわかる選び方~

妊娠や不妊治療を検討する際、「NIPT(新型出生前検査)」と「着床前診断(PGT)」の違いに戸惑う方は少なくありません。両者は名前こそ似ていますが、「検査を行うタイミング」と「目的」に決定的な違いがあります。
最大の違いは「妊娠後」か「妊娠前」か
結論から言えば、NIPTは「妊娠してから行う検査」、着床前診断は「妊娠する前に行う検査」です。この前提を理解することが、適切な検査選びの第一歩となります。
◆ NIPT(新型出生前検査):妊娠中の不安を解消する

NIPTは、妊娠10週以降に母体の血液を採取し、お腹の赤ちゃんの染色体異常リスクを調べるスクリーニング検査です。
- 特徴:採血のみで検査できるため、羊水検査のような流産リスクがなく、母体への負担が極めて少ないのがメリットです。
- わかること:主に21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーなどの可能性を判定します。
- 注意点:あくまで「非確定検査」であり、陽性の場合は羊水検査での確定診断が必要です。
◆ 着床前診断(PGT):流産を防ぎ、妊娠を目指す

着床前診断は、体外受精で得た受精卵(胚)の細胞を調べ、問題のない胚を子宮に戻す技術です。
- 特徴:妊娠成立前に調べる点がNIPTとの根本的な違いです。
- 種類と目的:
PGT-A/SR:反復流産や体外受精の不成功が続くご夫婦を対象に、流産率を下げ、出産率を高めることを目指します。
PGT-M:重篤な遺伝性疾患が子に遺伝する可能性がある場合に行われます。
◆ まとめ:どちらを選ぶべきか

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監修者
医学博士・医師
広重 佑(ひろしげ たすく)
医学博士、日本泌尿器科学会専門医・指導医、がん治療学会認定医、抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、日本抗菌化学療法学会認定医、性感染症学会認定医、Certificate of da Vinci system Training As a Console Surgeonほか
2010年に鹿児島大学医学部を卒業後、泌尿器科医として豊富な臨床経験を持つ。また、臨床業務以外にも学会発表や論文作成、研究費取得など学術活動にも精力的に取り組んでいる。泌尿器科専門医・指導医をはじめ、がん治療、抗加齢医学、感染症治療など幅広い分野で専門資格を取得。これまで培った豊富な医学知識と技術を活かして、患者様一人ひとりに寄り添った医療を提供している。
