妊娠中に赤ちゃんの才能・体質がわかる胎児遺伝子検査とは
胎児遺伝子検査(赤ちゃんプロフィール検査)とは、妊娠10週以降の母体血から胎児由来DNAを解析し、才能・体質・性別に関する遺伝的傾向を出産前に確認できる検査である。次世代シークエンサーで700カ所のDNA領域を解析し、記憶力・身長傾向など30〜50項目の遺伝的傾向が最短3日で報告される[1]。
1. 赤ちゃんの才能・体質が遺伝で決まる割合はどのくらいか

赤ちゃんの体質・特性の多くは、両親から半分ずつ受け継いだDNAに起因する。行動遺伝学の知見によれば、ほぼすべての心理的・行動的特徴に遺伝の影響があり、その寄与率は形質によって30〜50%以上に達する[2]。
2. 胎児遺伝子検査とは何か

胎児遺伝子検査とは:母体血漿中を循環する胎児由来のcell-free DNA(cfDNA)を次世代シークエンサーで解析し、才能・体質・性別に関する遺伝的傾向を出産前に報告する検査である。1997年に母体血漿中に胎児由来cfDNAが存在することが報告され[5]、その後の解析技術の進歩により実用化が加速した。
検査の流れ(ステップ解説)
- 全国47都道府県・300カ所以上の提携医療機関で母体血を採取
- 解析機関にて次世代DNA配列分析装置でcfDNAを解析
- 700カ所のDNA領域を解析し、遺伝的傾向を報告(最短3日)
性別検査との違い:従来の検査と何が変わったのか
表1 性別検査と才能・体質検査の比較
| 項目 | 従来の性別検査 | 才能・体質検査(赤ちゃんプロフィール) |
|---|---|---|
| 検査開始時期 | 妊娠6〜9週 | 妊娠10週以降 |
| 主な検査内容 | 性別判定のみ | 才能・体質・性別(30〜50項目) |
| 解析DNA領域数 | 限定的 | 700カ所 |
| 費用 | 別途有料 | 一部検査の無料オプションとして提供 |
| 対象機関数 | 限定 | 全国47都道府県・300カ所以上 |
3. 検査でわかる才能・体質の主な項目
才能・体質の遺伝的傾向として報告される項目の例を以下に示す。88項目のうち解析可能な30〜50項目が報告され、検査項目の指定はできない[1]。
才能系(例)
- 記憶力の傾向
- 数学的能力の傾向
- 空間把握能力の傾向
体質系(例)
- 身長傾向
- 太りやすさの傾向
- 気分の傾向
- 睡眠時間の傾向
これらの結果は公的データベースを参照した統計的解析に基づくものであり、100%の確定的診断ではない。環境・養育などの要因も特性形成に大きく関与する点に注意が必要である。
4. 誰が・いつ・どこで受けられるか

表2 受検の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受検資格 | 妊娠10週以降の妊婦(性別確認のみの場合は妊娠6週以降も可) |
| 採血場所 | 全国47都道府県・300カ所以上の提携医療機関 |
| 結果報告 | 最短3日(SNS投稿オプションで1営業日以内に一部確認可能) |
| 侵襲性 | 採血のみ。母体・胎児への侵襲リスクなし |
| 品質認証 | ISO9001・プライバシーマーク(Pマーク)取得済み |
seeDNA遺伝医療研究所は、ISO9001(品質マネジメント規格)およびプライバシーマーク(Pマーク)を取得しており、国際的な品質基準と個人情報保護体制のもとで検査を提供している[1]。
5. 検査を受けることのメリットと注意点
✓ メリット
- 出産前に赤ちゃんの個性の一端を知ることで育児計画を立てやすくなる
- 性別に加え体質傾向を知ることで、家族の絆を深めるきっかけになる
- 採血のみで母体・胎児への負担がない(非侵襲的)
⚠ 注意点

- 結果は「遺伝的傾向」であり、確定診断ではない
- 検査項目は指定できず、解析可能な領域のみ報告される
- 遺伝性疾患リスクは別途NIPT(新型出生前診断)の受検が必要
6. 胎児遺伝子検査とNIPTの違い
| 比較項目 | 胎児遺伝子検査(才能・体質) | NIPT(新型出生前診断) |
|---|---|---|
| 主な目的 | 才能・体質・性別の遺伝的傾向把握 | 染色体異常(ダウン症など)の疾患リスク確認 |
| 開始可能週数 | 妊娠10週以降 | 妊娠10週以降 |
| 確定診断の有無 | なし(遺伝的傾向の参考情報) | なし(スクリーニング検査) |
| 侵襲性 | なし(採血のみ) | なし(採血のみ) |
| seeDNAでの費用 | NIPTの無料オプションとして提供 | 別途有料 |
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7. よくある質問(FAQ)
Q 胎児遺伝子検査(赤ちゃんプロフィール検査)はいつから受けられますか?
才能・体質を調べる検査は妊娠10週以降から受検可能です。性別のみの確認であれば妊娠6〜9週から対応しています。母体血の採血のみで行うため、胎児への侵襲リスクはありません。
Q 検査でわかる才能・体質の項目は何ですか?
記憶力・数学的能力・空間把握能力などの才能系と、身長傾向・太りやすさ・睡眠時間傾向などの体質系を含む、88項目のうち解析可能な30〜50項目が報告されます。結果は遺伝的傾向の参考情報であり、確定診断ではありません。
Q 検査結果は赤ちゃんの将来を確定するものですか?
確定しません。結果は統計的な遺伝的傾向を示すものです。行動遺伝学の研究では、心理的・行動的特徴における遺伝の寄与率は30〜50%程度とされており、残りは環境要因が担っています[2]。
Q 検査はどこで受けられますか?
全国47都道府県・300カ所以上の提携医療機関で採血できます。seeDNA遺伝医療研究所が医療機関の紹介・予約代行も行っています。
Q NIPTと胎児遺伝子検査(才能・体質)は同時に受けられますか?
はい。seeDNA遺伝医療研究所では、NIPTや出生前親子DNA鑑定を申し込む際に、才能・体質検査を無料オプションとして同時に利用できます。追加の採血や費用は不要です。
参考文献
(1)seeDNA遺伝医療研究所「お腹の赤ちゃんプロフィール」、2025年12月
(2) 日本子ども学会「遺伝子は『不都合な真実』か?」、2015年
(3)理化学研究所「日本人の身長に関わる遺伝的特徴を解明」、2019年10月
(4) GeneTechi株式会社「NIPTの基礎から将来の展望まで」、2020年3月
DNAに刻まれた、健康リスクや体質、才能の遺伝的な傾向、祖先のルーツ、親子の繋がりを調べてみませんか?
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著者
医学博士/富金 起範
筑波大学、生体統御・分子情報医学修士/博士課程卒業
2017年に国内初となる微量DNA解析技術(特許7121440)を用いた出生前DNA鑑定(特許7331325)を開発

