【不老不死の細胞】HeLa(ヒーラ)細胞とは?遺伝子とガンの関係

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2026.07.24

DNAスコア

【不老不死の細胞】HeLa(ヒーラ)細胞とは?遺伝子とガンの関係

【不老不死の細胞】HeLa(ヒーラ)細胞とは?遺伝子とガンの関係

 

目的/概要

結論:不老不死と呼ばれる「HeLa(ヒーラ)細胞」の正体は、100年以上前に生まれた女性から採取されたガン細胞です。

  • HeLa細胞が死なない理由とテロメアの役割
  • 現代医学の発展をもたらしたHeLa細胞の貢献
  • 遺伝子とガンの関係性
  • 自宅でできるseeDNAの最新遺伝子検査

本記事では、HeLa細胞の歴史と、親から子へ受け継がれるガン遺伝子のメカニズムを解説します。

1. HeLa(ヒーラ)細胞とは?不老不死と呼ばれる理由

HeLa(ヒーラ)細胞(1951年採取・世界初のヒト細胞株)のイメージ

HeLa細胞は、1951年に子宮頸ガン患者から採取された細胞です。通常の細胞と異なり、無限に増殖を続ける特徴を持ちます。

100年以上生き続ける驚異の細胞

HeLa細胞は、1920年生まれの女性ヘンリエッタ・ラックス氏から採取された細胞株です。普通のヒト細胞は数回の分裂で死滅します。しかし、HeLa細胞は24時間ごとに倍増し、現在も猛烈なスピードで増え続けています(1)。1951年の採取から70年以上経過した今でも、世界中の研究室で生き続けています(2)。

染色体とテロメラーゼの役割

HeLa細胞が死なない理由は、染色体の末端を保護するテロメアにあります。通常の細胞は分裂のたびにテロメアが短縮し、やがて寿命を迎えます。しかしHeLa細胞は、酵素であるテロメラーゼが働き続けるためテロメアを修復し、無限に分裂できます(3)。この不死の仕組みは、ガン細胞に共通する特徴です。

2. HeLa細胞が医学にもたらしたメリットとは?

HeLa細胞がポリオワクチン開発・ガン治療・COVID-19研究などに貢献するイメージ

HeLa細胞は世界初の安定したヒト細胞株として医学研究に革命を起こしました。感染症やガン治療の土台となっています。

ワクチン開発から遺伝子研究への貢献

HeLa細胞は、1950年代のソーク博士によるポリオワクチン開発に大きく貢献しました(2)。その後もガン治療薬、DNA研究、体外受精など、約7万5,000件の医学研究の基盤として利用されています。近年では新型コロナウイルス(COVID-19)の研究やワクチン開発にも活用されています。一つの細胞が、70年以上にわたって世界中の医学を支え続けています。

3. ガンと遺伝子の関係とは?親から子へのリスク

ガンと遺伝子の関係・親から子へ引き継がれるガンリスクのイメージ

ガンの根本的な原因は遺伝子の異常です。親から子へ遺伝的なガンリスクが引き継がれることがあります。

全ゲノム解読と家族の遺伝情報

ガン細胞は遺伝子が傷つき、増殖が止まらなくなった細胞です。2013年、アメリカ国立衛生研究所(NIH)はHeLa細胞の全ゲノムデータを解読し、家族との間にデータの取り扱いに関する協定を結びました(4)。DNAには家族間の遺伝情報が反映されます。そのため、親から子に伝わる遺伝的なガンリスクが存在します。

4. 遺伝的ガンリスクを知る!自宅でできる遺伝子検査

自宅で行うスワブ式遺伝子検査(seeDNAのDNAスコア)のイメージ

遺伝的なガンリスクは、自宅で簡単に検査可能です。seeDNAの遺伝子検査を活用してリスクを可視化できます。

seeDNAが提供するDNAスコア

seeDNAの遺伝子検査は、ご自宅でスワブを用いて頬の内側をなぞるだけで完了します。「DNAスコア」により、31種類のガンリスクや寿命の遺伝的傾向をスマートフォン上で簡単に確認できます。親子で引き継がれた遺伝的リスクを把握し、早期の健康管理に役立ててください。

5. サマリー

  • HeLa細胞はテロメラーゼの働きにより無限に増殖する不老不死の細胞です。
  • ポリオワクチンやガン治療など、現代医学の発展に不可欠な存在です。
  • ガンの正体は遺伝子の異常であり、親から子へリスクが遺伝します。
  • seeDNAの遺伝子検査を利用すれば、自宅で簡単にガンの遺伝的傾向を確認できます。

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6. FAQ

Q. HeLa細胞とは何ですか?

A. 1951年にヘンリエッタ・ラックス氏から採取された、無限に増殖を続ける世界初のヒト細胞株です。

Q. なぜHeLa細胞は死なないのですか?

A. テロメラーゼという酵素が染色体の末端(テロメア)を修復し続けるため、老化せずに分裂を繰り返すからです。

Q. ガンは遺伝しますか?

A. 全てのガンが遺伝するわけではありません。しかし、親から子へ受け継がれる遺伝的なガンリスクが存在します。

Q. 遺伝的ガンリスクはどうすれば調べられますか?

A. seeDNAの遺伝子検査を利用することで、自宅で簡単に31種類のガンリスクを確認できます。

参考文献リスト

(1) 『The Legacy of Henrietta Lacks(Johns Hopkins Medicine)、年不明』

(2) 『WHO Director-General Bestows Posthumous Award on the Late Henrietta Lacks(WHO)、2021年 10月』

(3) 『Specific association of human telomerase activity with immortal cells and cancer(Science)、1994年 12月』

(4) 『The NIH-Lacks Family Agreement(NIH)、2013年 8月』

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seeDNA遺伝医療研究所は、国際品質規格ISO9001とプライバシー保護のPマークを取得している安心と信頼のDNA鑑定・遺伝子検査の専門機関です。家族や親子の血縁関係、パートナーの浮気などにお悩みでしたら、DNA鑑定の専門家が、しっかりとご安心いただけるようサポートいたしますので、お気軽にお問合せください。

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著者

医学博士 富金 起範

筑波大学、生体統御・分子情報医学修士/博士課程卒業

2017年に国内初となる微量DNA解析技術(特許7121440)を用いた出生前DNA鑑定(特許7331325)を開発

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