【専門家が解説】周りに内緒で親子DNA鑑定は受けられる?

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2026.08.20

親子DNA鑑定

【専門家が解説】周りに内緒で親子DNA鑑定は受けられる?

【専門家が解説】周りに内緒で親子DNA鑑定は受けられる?

 

結論:DNA鑑定はプライバシーマーク認証機関を選ぶべき

DNA鑑定を誰にも知られずに受けたいなら、プライバシーマーク (Pマーク) を持っている検査機関を選ぶのがいちばんの近道です。Pマークは、個人情報をきちんと守っている会社にだけ与えられる、国のルールに基づいたマークだからです。この記事では、Pマークとは何か、なぜ大切なのかを、わかりやすく説明します。

1. プライバシーマーク(Pマーク)って何?

プライバシーマーク(Pマーク)認証制度の概要イメージ

プライバシーマーク(Pマーク)は、個人情報をきちんと管理している会社に与えられます1998年から始まった制度で、「JIS Q 15001」という国のルールに沿った情報管理が行われているかどうか、第三者機関に審査を受けることで取得できます。マークの有効期間は2年で、期限が来るたびに再審査されます。会社が「自分たちは大丈夫」と言うだけでは足りず、第三者に認めてもらって初めてもらえるマークです。個人情報の扱いについては、国の行政機関である個人情報保護委員会がルールを定めています

2. なぜDNA鑑定でPマークが大事なの?

DNA鑑定における個人情報の重要性(守るべき2つの情報)のイメージ

DNA鑑定では、親子関係など、とてもデリケートな情報を扱います周りに知られると、家族関係や生活に大きな影響が出ることもあります。DNA鑑定で守るべき情報は2つあります。

  • DNAの情報そのもの:世界に一つしかない、その人だけの情報
  • 検査を受けたという事実:これが知られるだけでも困る人がいます

Pマークを持つ検査機関は、この2つの情報がどちらも外に漏れないように、会社全体できちんと管理していることが、第三者機関の審査によって確認されています。

3. Pマークをもらうために必要なこと

Pマーク取得に必要な4つの工夫(組織・人・管理・仕組み)のイメージ

Pマークをもらうには、4つの方向から個人情報を守る仕組みを作る必要があります。

観点 具体的な取り組み
組織の工夫 責任者を決める、ルールを作る、社内でチェックする
人の工夫 社員教育をする、秘密を守る約束をする
管理の工夫 書類やサンプルを鍵付きの場所で管理する、部屋の出入りを制限する
仕組みの工夫 データを暗号化する、アクセスできる人を制限する

これらがきちんとできているか、外部の審査機関が書類と実際の様子の両方から審査を行い、合格した会社だけがPマークをもらえます。一度もらったら終わりではなく、2年ごとに再びチェックされます。

4. Pマーク検査機関の選び方

Pマーク検査機関を選ぶ際のチェックポイントのイメージ

DNA鑑定を頼む会社を選ぶときは、次のことを確認しましょう。

  • ホームページにPマークが載っているか
  • 個人情報の扱い方が具体的に書かれているか
  • 4つの工夫(組織・人・物・仕組み)について説明があるか
  • 相談窓口があるか
  • 検査結果の送り方に配慮があるか

例えば、seeDNA遺伝医療研究所は、国内でPマークを持つ数少ないDNA鑑定機関の一つです。個人情報保護方針をホームページで公開し、4つの工夫をすべて行っていることを示しています

5. まとめ

DNA鑑定を誰にも知られずに受けたいなら、Pマークを持つ検査機関を選びましょう。Pマークは、会社が個人情報をきちんと守っているかを、国のルールに基づいて外部の機関が確認した証です。マークの有無だけでなく、情報の扱い方が具体的に説明されているかもあわせてチェックすると、より安心して検査を頼めます。

➡ DNA鑑定の費用や期間の一覧はこちら

6. FAQ

Q1. プライバシーマーク(Pマーク)とは何ですか?

A. プライバシーマークとは、会社や事業者が、お客様の個人情報を適切に管理していることを示す認証制度です。第三者が、個人情報を安全に扱うための仕組みや、実際の運用情報を確認し、基準を満たしている事業者にPマークが付与されます。認証の有効期間は2年間です。

Q2. DNA鑑定でプライバシーマークが重要な理由は何ですか?

A. DNAの情報や検査結果だけでなく、検査を依頼したこと自体も含めて、適切に管理することが重要です。Pマークを取得している事業者は、個人情報を適切に管理するための仕組みについて、第三者による確認を受けています

Q3. DNA鑑定を周囲に知られずに受けるには、何を確認すればよいですか?

A. 検査機関を選ぶときは、個人情報をどのように管理しているかを確認することが大切です。特に、検査結果の伝え方や郵送物、問い合わせのときなどに、検査を受けたことが周囲に知られないよう配慮されているかを確認しましょう。

また、個人情報の取り扱いについてきちんと説明しているか、第三者による認証を受けているかも、検査機関を選ぶときのポイントです。

Q4. 検体や検査記録の管理はどのように行われるべきですか?

A. DNA鑑定では、検体を受け取ったときから検査を行い、結果を報告するまでの過程を、きちんと記録して管理することが重要です。「誰の検体なのか」「いつ受け取ったのか」「どのような検査を行ったのか」「結果を誰が確認したのか」などを適切に記録しておくことで、検査の正確性や信頼性を確認しやすくなります

また、これらの記録や検体を安全に管理し、関係のない人が見たり持ち出したりできないようにすることも重要です。

Q5. Pマーク未取得の検査機関を選ぶとどのようなリスクがありますか?

A. Pマークを取得していないからといって、必ずしも個人情報の管理が不十分というわけではありません。

ただし、Pマークを取得している事業者とは異なり、個人情報を管理する仕組みについて、一定の基準に基づく第三者の確認を受けているとは限りません

DNA鑑定では、DNA情報だけでなく、検査を依頼した事実や検査結果なども重要な個人情報です。そのため、検査機関を選ぶ際には、Pマークの有無だけでなく、検体や検査結果をどのように管理しているのか、情報を誰が扱うのか、不要になった検体や記録をどのように処分するのかなども確認することが大切です。

7. 参照文献

Journal of Law and the Biosciences、2019年10月

Journal of Analytical Methods of Chemistry、2006年1月

Sociotechnical safeguards for genomic data privacy、2022年3月

seeDNA遺伝医療研究所の安心サポート

seeDNA遺伝医療研究所は、国際品質規格ISO9001とプライバシー保護のPマークを取得している安心と信頼のDNA鑑定・遺伝子検査の専門機関です。家族や親子の血縁関係、パートナーの浮気などにお悩みでしたら、DNA鑑定の専門家がしっかりとご安心いただけるようサポートいたしますので、お気軽にお問合せください。

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著者

検査員:C.H.

seeDNA遺伝医療研究所で検査員として勤務。

妊娠中の親子DNA鑑定の検査やデータ解析を担当している。